覚悟とか、責任感とか①

梅雨前は
朝日がとても気持ち良かったなぁ。
早く梅雨のこのどんより感から解放されたいです。
さて、最近とても良い経験ができました。
その事について書きます。

先日、店舗の収納用にと古い家具をとあるオークションで買ったときのこと。
木枠にガラスの扉で、良い雰囲氣のもの。
売主さんとのやりとりを済ませて、数日待って、モノが届いたその日。

大手配送業者の家財便で届いた。
事前に電話が入り、
大型トラックで約束の時間に現れ、
男性2人で荷降ろしをしてくれた。

受渡しの際に問題が発生。
配送業者の2人のうちの若い後輩であろう男性に呼ばれ、

『ちょっとここが割れちゃってますね‥』と配送業者2人のうちの体格の良い先輩らしき男性が話した。
大きい扉のガラスに亀裂が10cmほど入っていて、ガラス自体は割れて破片になっていないものの、ちゃんとしたヒビだった。

『木枠も古いからか、きしんじゃって扉が上手くスライドしないんですよ。』と扉をはめながら先輩の方が付け足す。

…。
…。
古い家具で一か八か買ってみたけど、だいぶもともと傷んでいたものなのかな、、と。少しこの買い物への後悔がよぎったのだけど

『どうしますか?』と
先輩の方に言われ、

どうって…
ン?
配送業者の2人は自分達に非があるのでは?という発言は無いんだなって、思ったのだけど、
とりあえず、

送る前から傷んでいたものなのか?
配送中に割れたのか?
わからないので、
売主さんにまず連絡してみようと、

その場では僕は
『いいですよ、とりあえず置いていってください』と、モノを引き取った。

後輩の配送業者の彼は、申し訳なさそうな表情で先輩のやりとりを後ろで見ていた。

売主さんに連絡をしたところガラスのヒビは送る前にはなく、おそらく配送中であろうとのことだった。

次の日、配送業者の事務所から
事情を確認したいと電話があり、
配送業者がまた訪れた。

この前とは別の先輩らしき男性と、
あのときの後輩の彼、2人でやってきた。
状況を話し、その後の対処はその後輩の彼がやってくれた。

『あの日、届いた時点で正しい対処が出来ず申し訳ありませんでした』と後輩の彼。
ふだん言い慣れないようなフレーズを話しているようで、緊張が伝わってくる。

あ、いえいえ。
あの時点ではどこに非があったのかってわからないですもんね。と僕。

『破損の場合、
保証として修理をさせていただけるので、僕が責任もってやらせていただきます。先ほど調べたら、市内にガラス修理のできる業者を見つけたので、今から扉をお預かりしても良いですか?』と彼。
『修理でき次第、ご連絡します。』


その際もお仕事中に邪魔をしてしまい
申し訳ありませんと何度も謝罪し、ガラスの割れた扉を
外して出ていった。




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